皆さん真夏の寝苦しい日々をいかがおすごしでしょうか?
わたしは身体に悪いとクーラーを使わずに昼夜をどうにか過ごしていますが、
あまりの暑さに睡眠不足です。
でもこれってどうなんでしょう??
さてさて、
今回はワイン関連のオススメ書籍を紹介したいと思います。
今年もソムリエ試験が近づいていますが、ハッキリいって試験の役にはまったく立たないとおもいます。
翻訳版で日本でも数多く紹介されているマット・クレイマー氏によるイタリアワインのガイドブック。
その名も、
「イタリアワインがわかる」。
そのまんまです。
いくら邦題とはいえ、こんな高慢ちきなタイトルをつけられるのも、著者の豊富な知識と経験があってこそだとおもいます。
ちなみに原題も、[Making Sense of Italian Wine] と、ほとんど変わりません。
主な内容は教科書的な産地や品種、醸造方法や気候うんぬんの羅列ではなく、
イタリア各地のワイン生産地と、それぞれの土地で活動している生産者に焦点をあてた内容です。
今回も著者による他の作品に漏れず、著者の個性的で精密なワインコメントと、現地での生産者との交流によるエピソードを交えながら記されています。
この著書では、ワイン生産者に対して計算高い厳格なイメージから、ワインも元をたどればブドウによる農作物で、生産者もお百姓さんなんだという牧歌的な印象をもってしまい、生産者の人柄すらもうかがえそうな内容です。
(もちろん昨今の自然派びいきを感じなくもないですが...)
このような視点によるワイン生産者を表現した著書ってあまりなかったようにおもいます。
とはいえ、まだまだイタリアワインは勉強不足です。。。
このような書籍によってワインの生産地を問わずとも、より分け隔てなく楽しめる食卓が国内に広がればいぃなぁとおもう熱帯夜でした。。。
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