2009/08/31

イタリアンな誕生日

今日は誕生日会に御呼ばれいたしました。
会場は平野町のイタリアン・マーブルトレさんにて。

祝!お誕生日の方は、それはそれはそれは超イタリアワインファンで、
何度かセラーを拝見させていただきましたが、ストック金額は軽く当店の
在庫金額を上回ってます!!

スタートはピンドン・ロゼ93とフランスからスタート。
一口にピンドンと言いますが、普段は滅多と飲めません・・

続いて、ゴビー・ブラン・ジネスト2000とフランスワイン。

3本目はキスラー・デュレル・ヴィンヤード1997・カリフォルニア。

これから始まる至宝のイタリアワインの前に、すでに素晴らしいワインを
いただいてしましました・・・
キスラーはじっくり飲みたかったですが、今から11種ございますので我慢!

4.カナイオーロ・コロリーノ・2000 ビービー・グラーツ

5.ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ1999 シロ・パチェンティ

6.ルーチェ1997 フレスコバルディ&モンダヴィ

7.パラッツィ1997 テヌータ・ディ・トリノーロ

8.バローロ・カンヌビ1996 パオロ・スカヴィーノ

9.オルマイア1995 テヌータ・コル・ドルチャ

10.サッシカイア1995 テヌータ・サン・グイド

11.ヴィーニャ・ダルチェオ1996 カステッラ・ディ・ランポッラ

12.オルネライア1999 オルネライア

13.シャトー・カヤック・プレステージ1959

14.シャトー・ペサック1959

どれも保存状態も良く、至福のワイン達でした・・・
1959ヴィンテージのボルドーもベストコンディション!!
(59は本日主役のバースデー・ヴィンテージ)

ご招待いただきまして本当にありがとうございました。

2009/08/30

夏の終り・・

8月最後の日曜日。
京橋・うずら屋さん主催のBBQイベントに参加してきました。

今年は涼しくて夏がなかったね~と世の言葉でしたが、
本日は、いかにも「夏!」て感の暑~いBBQ日和!!

ワインをサービスするのがメインでしたが、
暑くて皆さんワインの品種や産地はまったく関係なしです。
「冷えていたら良し!」です。
シャンパン・マグナムは秒殺で空になりました・・

私も、途中からワインの片手間にチューハイを作ってましたら、
これが面白い!!
スダチを切って絞って入れるだけなのに、やたら楽しい!
宴のラストの方は、ワインほったらかしでチューハイ担当に
なってました。

暗くなって、花火をして・・・花火なんて本当に久しぶりです。

夜は、スタッフ打ち上げで、高津の豚玉さんへ・・
夏の終りを堪能いたしました。

2009/08/29

うちの家のポニョ

皆さん、崖の上のポニョはもう観られましたか?
私は途中で眠って・・
最近のジブリはダメで・・・

母がいつもエサをあげてるポニョです。

冬の寒いある日、母がこのカメの上に網をかぶせました。
野良猫が食べて金魚がいなくなったと母が言ってたそうです・・
それを聞いたスタッフの桑原くんは、

「寒いから、カメの底のほうに潜ってるだけでは・・・」
と思ったのですが・・なんか申し訳なくて言えなかったそうです。

金魚はごらんのとおり、日に日に増えています。

2009/08/28

滋味な泡

大好きなシャンパン。ドゥスーザ・2003が入荷いたしました!!
かっちょえ~木箱入りです!!

中身を販売し終えたら、木箱は私の物に・・・

いえいえ、シャンパンご購入で木箱ご希望の方が優先です!!

造り手のエリックさんファミリーが日本に来日された際、
大阪をご案内させていただいたご縁もあり、思い入れの深いシャンパン
です。

ドゥスーザほど「滋味あふれる」という言葉が相応しいシャンパンは
未だ御目にかかりません・・・

2003はかなり高額なのでプライベートで軽く1本という訳には
いきませんが・・・
まさしく特別な日に開けたいシャンパンです。

2009/08/27

カピバラがいる

ご存知ですか?大阪のど真ん中にカピバラがいることを。

最近は仕事のルートが変わったのであまり寄りませんが、
昔は、仕事の最終ポイントの近くなので、車停めて良く見てました。

和む・・・ほんと、とぼけた奴ですよね。

おっとりしてるくせに、主な生息地はアマゾン河近辺らしく、
なんか野性的な出生地ですね。

カピバラ?カピパラ?カビバラ?いつも名前で迷います・・・

2009/08/26

Love Letter


おすすめ映画と言えば・・・これ「Love Letter」
私の邦画ランキング1位と言っても良いかも・・・

なんとなーくTUTAYAで借りて、見ながら寝るかも・・・
って感じで見だすと

映像に引き込まれて一気に全部見てしまいました。

映画の自己ランキングって、もちろん映画のクオリティや好みがメインに
なるけど、見た時期がある意味一番左右するかも・・・

自分の年齢、その時の恋愛・友人関係、仕事関係などなど・・・

今、この歳でこの映画を初見してもあの時ほど感動するかどうか・・

もっと若くに見ていても同じく・・・

ベストタイミングで出会えた最高の映画です。

*ちなみにBGMのCDも、今でも私を癒してくれるベストアルバムです。

2009/08/25

ギリシャワイン

今日はラシーヌさんの試飲会に。

人数限定試飲会との事でしたが、行って納得。
アランロベール・マグナムにカーゼ・バッセetc
良いのですか、こんなの開けて!みたいな試飲会で・・・

ラシーヌさんありがとうございました。

面白かったのがギリシャワイン。
写真はサントリーニ・アシルティコ・セレクション・ド・ミロネス07と
ピルゴス04で、何と樹齢150~300年!

ほのかに磯の香りのするワインでした。

ただ、ピルゴスは上代9600-なり・・・
味も良いが、価格も良い・・・

2009/08/24

世界ソムリエチャンピオン


大阪の夜、とある街角で・・・

第12代世界最優秀ソムリエ・アンドレアス・ラーション氏(写真右)と
オーストラリアワインの雄・ピーター・レーマン氏(写真左)と

光栄な事に一緒にブラインド試飲をさせていただきました。

ラーション氏はスウェーデン在中のソムリエさん。
日本とは輸入されているワインも違い、いわゆるビオワインには抵抗があるよう・・

ブラインドで出た某ビオ・シュナンブランにはいささか敬遠気味・・
国産のきいろ香もやや微妙な感・・

その後、今宵のワインは当然ピーターレーマンさんのオンパレード!!
お手頃で美味しい!変わらぬコストパフォーマンスには脱帽です。

2009/08/23

ウェディング・シャンパン

画像がぼやけてる・・・
現物はもっと華やかなラベルですよ。

定番で仕入れしておりますシャンパン、アンリ・ド・ヴォージャンシー。
同蔵の年に一回入荷する限定キュベです。

上写真はキュベ・エレガンス・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ
年産500~600本のみの生産です。
グランクリュ・オジェの特に優れた区画ぶどうから造った、
10年分のブレンドシャンパン!


そして上の写真右が
キュベ・ルイ1998ノン・ドゼ・トレ・VVグランクリュ
超古樹から生まれる同蔵のトップ・キュベです。
ちなみにルイは息子さんのお名前です。

左はおなじみのラベル(マグナムですが)
ハート型のラベルの中で、フランスで結婚のシンボルとされる
鳩のカップルがキスをしてます。

何故こんなウェディングラベルなのか?
実はこのシャンパーニュ、何と!1820~1920年当時の
結婚をテーマにした博物館が併設されているのです!!

食堂もあり、近くの教会で結婚式をあげたカップルが
二次会に使用されるそうです。
引き出物はもちろんアンリ・ド・ヴォージャンシー!
*うまく出来てますね~

もちろん、アンリ・ド・ヴォージャンシーは料理とのマリアージュ(結婚)も最高です。

2009/08/22

サマーウォーズ

スタッフの桑原君に負けまいと(何を張り合ってる!?)私も映画を観てきました!

「サマーウォーズ」 

これは泣ける!興奮する!面白い!(制作サイド様、広告料ください)
でも本当にこんなに感動した映画は久しぶりです。

後半、もたれて座ってたのが姿勢正して、両手を握りしめて、
興奮して、涙こらえてましたから。

未見の方!是非映画館へ!

2009/08/21

休日に映画


私の休日は基本的に日曜日です。
とってもサラリーマンです。
そんな休日にキッズ達がごった返すシネコンへ映画を観にいきました。

選んだ映画は、『南極料理人』。
主演は堺雅人。

映画のあらすじは、
海上保安庁所属の船上調理人が、不慮の事故によって南極の基地へ急きょ単身赴任。
そんな料理人が、南極の極地で出会う大学や研究所から出向した研究者、企業から左遷...もとい派遣された人びととの交流を描いたヒューマンドラマです。
まがいなりにも閉ざされた空間で研究らしい生活をしていた私にとっては、なにかと共感できる映画でした。

原作の書籍は未読なのでなんともいえませんが、
映画が原作?真実?に近いのであれば、南極の食事はなかなか恵まれているようです。
もちろん、極限ともいえる環境下での調査による心身への負担を考えれば当然だとおもいます。
しかし、過酷な環境への想像力に乏しいわたしはただただ、食欲を刺激された映画でした。
夏バテで食欲が減退している人に特にオススメの映画です。

観賞後の感想は『ハラへった〜』でした。
内容の詳細はいえませんが、なかでも伊勢エビのエビフライは圧巻です。

難しいコトを考えずにほのぼの鑑賞できる映画なので、オススメです。




それにしても店長...ホント堺雅人に似てますね。



2009/08/20

300年の年季!!



京都・瓢亭さんへ、夏限定の朝がゆを食べに行ってきました!

元禄中期より300年続く料亭です!!

庭には風情ある苔が見られ、
「う~ん、この苔の年季は1年・2年ではでないな~」

とあわせて建物もしげしげ眺めて、
「う~ん、さすがは300年。この貫禄は1年・2年では
でないな~」と感慨に浸ってると・・

お店の方が・・・
それは近年出来たお手洗いで、隣の建物が昔からのそれですよ、
と教えてくれました・・・
                 「う~ん・・・」

2009/08/19

昼下がりのアンジュブラン~

今日は、北浜のル・ボアさんへ・・
昼下がりのアンジュブラン・・・美味しいです。ほんと自然に体に入ってきます・・・

実は私が今までで一番感動したワインってロワール地方のアンジュ・ブランなんです。
その時の造り手は写真の生産者ではなく、クロ・フレミュールと言う生産者。
現地で蔵訪問した際に飲ませていただいたのですが、ヴィンテージは1985。

アンジュブランに目覚めたと言いますか、シュナンブラン種に目覚めた瞬間でした。

クロ・フレミュールは日本に2社が前後して輸入して入ってまいりましたが、現在は未輸入の
ようです・・・

なんて事を思い出してますと、なんとラ・トォルトゥーガのシェフ萬谷さんが取って置きのアンジュ
ブランを開けてくれました。それは・・・

サンソニエール・アンジュブラン・ラ・リュンヌ2000!!(写メ失敗・・画像なしです。すいません)

ありがとうございます。

アンジュブランに昼から酔いしれ、仕事にならない私でした・・(もちろんちゃんと仕事しました)

2009/08/18

大きな滝

私にとって大きな滝とは、ナイアガラでもイグアスでも那智でもなく、
母田舎の川の滝でした。

田舎と言っても自宅から車で30分弱ですが、すっかり山に入ります。

子供のころ、夏になるといつも田舎に遊びに行ってて、一度、
弟と自転車で田舎まで行った時は大冒険でした。

伯父が私たち兄弟と遊んでくれたのがこの川で、この滝。

今見ると滝とは言えませんが、子供の頃はそれは巨大な滝でした。
(水ももっとキレイでした。泳いでましたから。)

伯父が一度この滝から落ちて、私達兄弟は「うわー!」と驚いて・・
今思えば、あれはワザと伯父が私達を驚かせて喜ばせようとして
落ちてたのかも・・

先日、伯父が亡くなり、葬式の時なんとなく滝を見に行きました。

伯父はたくさん私を喜ばせてくれたのに、私は伯父を喜ばせて
あげることは何もしてあげれなかったな~と、
本当は小さかった滝をみて思いました。

2009/08/17

未来の子供応援ワイン

左の南アフリカワイン。ココアヒルのボトル中央。
丸いシルバーシールの中に「50」て数字見えますか?

輸入1本あたり50円が現地(南アフリカ)教育支援する為の基金と
なるんです。

右もそう、同じく30円が環境保全対策基金に充当されます。
その名も「スローワイン」。


南アフリカに在中時に、「この国のために何かをしなければ!」と感じた、
三宅さんというインポーター在籍の方からご紹介いただいたワインです。

面白いのは、三宅さんは当時まったくのワインの素人ということ。

南アフリカを豊かにする為の方法としてワインが選ばれたわけで、
巷あふれる「ワイン命」な方ではないのです。
(もちろんワインは大好きです)

自分が現地で見つけたこのワインを日本に紹介したい!とは少し違い、
南アフリカと言う国を日本に知ってほしい!南アフリカの人々の力になりたい!
という感じでワインを始められた風変わりなワイン業者さんです。

実際、南アフリカワインはどうかといいますと、ズバリ、安くて美味い!です。
デイリーワインでこれほどコスパある国はなかなか無いですよ。

2009/08/16

海外での誘惑・・


今日はかなり仕事が遅くなりましたので、デスクで夜食です。
マクドのポテト・・・大好きなんです。

マクド!それは海外での誘惑・・

マクドって本当に世界中にありますよね。
それが問題です。

例えば、スイス。遠くわざわざスイスなんかに来たら、ミーハーな私は、
スイスワインとチーズフォンデュなんて考えてしまいます。

ただ、私はまったく外国語が出来ない!そのくせ旅行は一人好き!
どこの店で郷土料理が食べれるかわからない。

探してるうちに、疲れてくるし、お腹も減ってくる・・・
このままでは店が閉まって朝まで何も食べれなくなるかも・・・

そんな不安が頭を過る中、チラチラ・ちらちら、赤字に黄色い「M」が
町中に常にあるわけです。

郷土料理を食べるはずが「スイスのマクドってどんなやろ?」と
思考のすり替えが始まります。

どこの国にいってもそう。やたらとマクドで食事してます・・・

先日のニュージーランドでは、絶対マクドには入らないと誓ってたので、
さまよってたどり着いたレストランはインド料理屋さん・・・

ニュージーランドでカレー食べてました。ナンで。

なぜなら、ニュージーランドと言えばラム肉。
どこのレストランも高額そうで入れなかったのです。
カレーなら安いかなと・・・
(でも、その店のカレーは本当にやたら美味しかったです)

マクド恐るべし・・・

2009/08/15

マラソンとワイン


J・J・プリュム

私がこの仕事をするきっかけとなったワインです。

最近は少ないようですが、私の世代はドイツワインの
甘美さに魅了されてワインが好きになった方が多かった
気がします。

まだ若かりし20代前半。
あるイベントでマラソン大会に出る事になりました。
琵琶湖沿いにフルマラソンです。

参加者は50名くらいですが、当時の私でも最年長で、
皆10代が参加者でした。

20代そこそこで皆からおっさん扱いで、
ある一人が「おっさんには負けへんよ~」発言。

少し腹が立ちまして・・

マラソン大会まで、毎晩夜5キロ~10キロ走りこみました。
友人の家まで5キロで往復で10キロ。
練習初日、5キロ地点の友人の家前で走りこみました・・
けっこうキツイ!!ので・・
疲れた~と友人の家のベルを鳴らしました。

「少し休ませてよ~」

しかし、この時点ですでに私は後5キロ走って戻るのは無理!
と判断し、ずっと友人の部屋でゴロゴロしてました。

「車で送ったるわ・・・」

友人は親切です。親友です。

次の日も、その次の日も送ってくれました。

優しい奴です!

{4日目、友人は明らかに居留守をしてました。}

鬼です!!

おかげで10キロ走れるようになり・・・
何と、マラソン大会に優勝したのです!!

そして、その優勝のお祝いにいただいたのがこのワイン。

J・J・プリュム・ヴェーレナー・ゾンネンウーアー・
         アウスレーゼ・1983・ゴールドキャップ

宝物の一つです。

2009/08/14

パカレ&ラピエール















自然派ワインの大御所 パカレ氏とラピエール氏が来日いたしました!!
(・・・て、春の話ですが。。。)


両氏を囲んでの、ラ・トォルトゥーガさんでのパーティーは大盛況でした!!

(肝心のパカレ氏とラピエール氏の写真がアップできません・・理由は、当日はっちゃけていた私が必ず隣に写っている為です・・)

2009/08/10

ノバうさぎ!?


ノバうさぎ?!
(今更違いますよね・・お金返してください、ノバ・・・)

注文したカプチーノにクマが。
スタッフさん癒しのサービス。。。
ありがとうございました。

2009/08/08

ペノさん復活!!

二度とマルク・ペノ氏のワインは飲めなくなるのだろうか・・・
そんな不安な一年でした・・
ペノ氏の経済的事情により蔵自体が無くなるやもしれぬ状況で、
ペノ氏は販売出来るかどうかさえわからないワインを造り続けていました。
今年、ペノ氏のワインを愛してやまぬ方々のご尽力で、
新たな出発としてペノ氏のワインが再リリースされました。
(氏の復活に限りない努力を尽くされた方々のお名前はここではあえて伏せさせていただきますが、
本当にありがとうございました。)
このパーティーは氏の完全復活パーティーの一コマです。

数多くあるミュスカデの造り手の中で、私が初めて訪れたのが
「ドメーヌ・セネシャリエール」 マルク・ペノ氏のワイナリーでした。
美味しいミュスカデはたくさんありますが、私の中でミュスカデと言えばペノ氏なのです。

9月にスタッフの桑原がペノ氏の蔵へ行ってきます。レポートをお楽しみに!!

2009/08/07

幻ワイン

先日(かなり前ですが・・)
カリフォルニアで自らのワイン造りに挑戦する日本人生産者

まぼろしヴィンヤードの私市(さきいち)友宏氏とお会いできる機会がありました。

ニュージーランドの日本人生産者・楠田浩之氏と先日お会いしたばかりで、
この秋にはブルゴーニュのワイン生産者・ルーデュモンの中田晃司氏に
会いに行く予定なので、今年は日本人生産者のお話を聞ける機会が多く
いろいろ勉強させていただいてます。



さて、幻の名前の由来ですが、氏がワイン造りの道に進もうとした際、
肉親・知人より猛烈な反対があったそうです。

「そんな幻な物を追いかけてどうする気だ?」と・・・

そんな知人の言葉が忘れられず、幻が現実になった今、ラベルに幻の文字を記したそうです。

ワイントークの中で面白かったのがコルクの話。
当然、コルクにも松竹梅があります。
だけども実際に比べて触る機会は滅多とないので、非常に良い経験をさせて
いただきました。


2009/08/06

必殺仕事人2009

久しく連絡も取り合ってなかった、中学・高校時代の友人からやたらと
メールが入る。
内容は共通していて「必殺の新作どう?」と・・・

皆、私の必殺シリーズ好きを覚えてくれていたみたいです。

ただ、困る・・私は新作の視聴をわずか3話でやめてしまったから・・・
それも録画していたのを後で見たので、皆からメールをもらった時は
見てなくて感想も言えるはずもなく・・

確かに、私は超が付くほどの必殺シリーズ好きです。
しかし、それは第一弾の必殺仕掛人から
第二十九弾の必殺剣劇人までの話。

必殺シリーズは剣劇人でシリーズを一度終了し、その後、
単発スペシャルや、映画、Vシネ?そして今回のようなTVシリーズの復活を
繰り返してきました。

ただ、前述通り、私が愛してやまなかった、毎週金曜夜10時にブラウン管の
前に座らせたのは剣劇人までなのです・・

プロデューサーの交代・フィルム撮影の排除・
旧BGM再利用に頼る新BGMの貧弱さ・
好きだった監督の他界・新作での中村主水の魅力なさ・・等々、
理由は色々ありますが、最大の理由は・・

2009は昔風の必殺を作ろうとしているだけで、
新たなる息吹をまったく感じさせない事です・・・

前作を超えたい!何か新しい物を作りたい!
そんな息吹がシリーズを作り支えていました。

1972年に始まった第一弾・必殺仕掛人は
当時、裏番組「木枯らし紋次郎」の社会的ブームに泣かされていた
朝日放送プロデューサー山内久司氏が打倒紋次郎と制作した、
必殺シリーズの原点。

以後・・
第二弾・必殺仕置人

第三弾・助け人走る!

第四弾・暗闇仕留人

第五弾・必殺必中仕事屋稼業

第六弾・必殺仕置屋稼業

そして・・

必殺仕業人
必殺からくり人
必殺からくり人・血風編
新・必殺仕置人
新・必殺からくり人
必殺商売人
必殺からくり人・富嶽百景殺し旅
とべ!必殺うらごろし
必殺仕事人
必殺仕舞人
  ・
  ・
  ・
オカルト路線や旅物路線、ギャンブル路線にコメディー路線・・・
さまざまな路線変更の中、視聴率的・評価的にも失敗作はありました。
でも、毎回新しかった!!

そして、脱チャンバラで時代劇革命を起こした必殺は、
最終作・必殺剣劇人で今こそチャンバラが新しいと、
理屈抜きの興奮の大立ち回り!
大チャンバラ活劇として登場する。

「ふざけるな!こんなの必殺ではない!」

批評も多かったが、私には、この最終作はシリーズをずっと見てきた
ファンへの最後のプレゼントと感じた。面白かったし嬉しかった。

完全なる正義の味方。パロディ溢れる大チャンバラ。
殺しの理由は恨みを晴らす事ではなく、少女の夢を叶える事。

剣劇人は必殺の守るべきはずだったルールをいくつか無視したが、
竜骨は折れてはいなかった。

「どうや!面白いやろ!」とブラウン管から、プロデューサーそして
松竹京都映画撮影所・スタッフの声が聞こえた!

松竹京都映画撮影所スタッフの心得を聞いたことがある。

「良い俳優・女優はギャラが高くてもどんどん使え!
フィルムもじゃんじゃん回せ!
良い撮影機材あればどんどん買え!
撮影日数はどんどん伸ばせ!
その代わり・・・おまえら給料安ぞ!」

真実のほどは知りませんが、私は本当だと信じている。

剣劇人で一先ずシリーズは終焉する。

仕事人2009に過去作を超えようとする意気込みは
感じませんでした。

*ただ、ほんの少しだけ、過去作を超えている部分は
 ありました。それは、ジャニーズ仕事人「東」。
 彼は凄いです・・3話までで繰り返し見たのは彼の
 殺しのシーンのみ。素晴らしい・・

今の時代、今の世代の新しい必殺が出来るはず。

もし必殺仕事人2010が制作されるのなら、
新しい息吹を切に願います

2009/08/05

黄色いかぼちゃ

どこだかご存じですか?メディア露出度はかなり高いです。
答えは香川県の岡山県の間に浮かぶ島「直島」です。
地中美術館など「島全体が美術館」がコンセプトで、疲れた心身を癒してくれる島です。

島のレストラン様よりワインのお取引をいただいておりますので、
何度か島には行かせていただいてます。

先日、レストランのスタッフより新事実が語られました!?

この黄色いかぼちゃは意外と軽く、
「何と!台風の時、一度海に流されているのです!」

その後、黄色いかぼちゃは発見され無事元の位置に帰ってきました。
しかし、海にどんぶらこ浮かんでる黄色いかぼちゃを発見した方は
さぞ驚いたでしょうね~
*この島には赤いかぼちゃもありますよ!

2009/08/04

オーナーになりました!

わたくし桑原、ついにオーナーになりました!!

と、いってもトムギャルソンを乗っ取ったわけではありません(笑)

明石市の江井ヶ島漁協が主催している、タコつぼオーナーという企画がありまして、
何気に応募したら当選しちゃいました。

オーナー権証明書はかなりポップなデザインです。




夏のタコつぼ漁のシーズン中に1つのタコつぼのオーナーとなって、自分のつぼから引き上げられたタコが郵送されてくるというしくみです。

シーズン中にタコが1つもはいらなければ、残念賞でタコつぼが送られてくるそうです。
個人的にはタコよりも、タコつぼが気になります。むしろタコつぼ欲しいです。

わたしのつぼにタコはひっかかるでしょうか?
ささやかな夏の楽しみがひとつ増えました。
気長に待ってみることにします。

というわけで、取れたら店長タコパしましょう。
ちなみに私はたこ焼まったく作れません。


参考URL
http://www.d2c2.org/


桑原


2009/08/03

シャトー・ランガラン


シャトー・ランガランは女性から女性に受け継がれるワイナリーで、
現在はコンスタンスさん姉妹がワイン造りをしています。
日本ではまだ知名度は低いですが、ロゼは絶品です!!

当時のワイン業界はバリックの効いた芳醇ワインが主流で、
中でもラングドック地方は低価格で「濃くて美味い!」と
じわじわ人気・注目が出てきた頃でした。
{南仏好きなワインファンをラングドッカーと呼び出したのは
この1~2年後。もう誰もそんな呼称使いませんね・・懐かしい・・}

そんな中で、姉妹の造るワインはどちらかと言うと控え目な香味で、
現地ワイナリーで飲ませていただいた時、当時の南仏イメージを
覆させられて驚いたものです。

姉妹は何度か日本に来日され、当店のワイン会にも参加したり
していただきました。

今回、久し振りにランガランへ訪問してきます!!
でも今回は私ではなくて、スタッフの桑原君が。

写真は以前訪問時にいただいたマグナムボトル1993年物。
いつか飲もうと大切にセラーに寝かせてます。

このマグナムボトルには思い出があって、
訪問時ランガラン一家と楽しいディナーを済ませ、ほろ酔い気分で
ホテルの部屋に帰りました。

すると・・・

ベッドの上に何かある・・

コンスタンスさんの「遠く日本からありがとう。」とのメッセージと共に
このマグナムボトルがプレゼントされていたのです。

めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。

ただ・・・・ランガランに訪れたのはワイナリー巡りの初日・・
その後の長い旅行の中、重くて割れるリスクがあるマグナムボトルを
必死に守る事になるのでした・・

2009/08/02

Il Vino Italiano


皆さん真夏の寝苦しい日々をいかがおすごしでしょうか?

わたしは身体に悪いとクーラーを使わずに昼夜をどうにか過ごしていますが、
あまりの暑さに睡眠不足です。
でもこれってどうなんでしょう??


さてさて、
今回はワイン関連のオススメ書籍を紹介したいと思います。
今年もソムリエ試験が近づいていますが、ハッキリいって試験の役にはまったく立たないとおもいます。



翻訳版で日本でも数多く紹介されているマット・クレイマー氏によるイタリアワインのガイドブック。



その名も、
「イタリアワインがわかる」。
そのまんまです。

いくら邦題とはいえ、こんな高慢ちきなタイトルをつけられるのも、著者の豊富な知識と経験があってこそだとおもいます。
ちなみに原題も、[Making Sense of Italian Wine] と、ほとんど変わりません。

主な内容は教科書的な産地や品種、醸造方法や気候うんぬんの羅列ではなく、
イタリア各地のワイン生産地と、それぞれの土地で活動している生産者に焦点をあてた内容です。
今回も著者による他の作品に漏れず、著者の個性的で精密なワインコメントと、現地での生産者との交流によるエピソードを交えながら記されています。

この著書では、ワイン生産者に対して計算高い厳格なイメージから、ワインも元をたどればブドウによる農作物で、生産者もお百姓さんなんだという牧歌的な印象をもってしまい、生産者の人柄すらもうかがえそうな内容です。
(もちろん昨今の自然派びいきを感じなくもないですが...)
このような視点によるワイン生産者を表現した著書ってあまりなかったようにおもいます。

とはいえ、まだまだイタリアワインは勉強不足です。。。

このような書籍によってワインの生産地を問わずとも、より分け隔てなく楽しめる食卓が国内に広がればいぃなぁとおもう熱帯夜でした。。。



2009/08/01

ランカウイ島

新しいパソコンを買いました!
これを機に、今までまったく手つけずだったブログをちゃんとしようと心がけました!

一回目からさっそくまったくワインに関係がないアップですが・・

前のパソコンは今でもバリバリの現役10年選手なのですが、
ディスクが読み取れなかったんです、

で、訳のわからない見れなかったディスクがたくさんあったので見ていると、
懐かしく綺麗な写真が出てきました。

はるか昔に行った・マレーシアのランカウイ島です。

当時、知り合って間もない友人二人がランカウイ島に行く話をしていたので、
横でふんふん聞いてると、「一緒に行く?」と聞かれたので
「行く!」と答えた次第で・・

その頃、私はスキューバーダイビングを始めた頃で、ダイビングしてみたらと
誘ってくれた友人にこう聞きました。

「ランカウイって知ってる?」

彼なら、世界の海や島に詳しいと思ったので・・
その時、友人の少し離れたところに友人の彼女がいて・・

友人は低い声で、
「滅多なこと言いなや、ランカウイは俺、おまえと行った事になってんねん・・」

・・・私はすでにランカウイ島には一度行っていたみたいです。

こらこら、君はいったい誰と行ったんや。

その後、実際行ったランカウイの海は本当に綺麗でした・・