2010/07/30

ボコパ

暑い日が続きますね。。

日中、暑い日差しの中を働いてますと。。

スパークリングや白ワインなんかを飲みたくなります。

それも、少し温度高めにとか、大きめのグラスで、とかを考えずに
ゴクゴクっと飲めるタイプを。。

こ~いうタイプを!!



ボコパはDOアリカンテ。。
甘口なんですが、意外とシャープな切れなので爽快です。。

フランスの「クレレット・ド・ディ・ディワーズ・アンセストラル」
を超えるワインをと意気込んで造られたそうです。

アウトドアで「ドカン!!」っと氷水に浸けて楽しみたいですね。。
                           冨尾

2010/07/28

神龍

ワイングラスは程遠い・・・

まだ、こんなんです。。



吹きガラス。。
まだうまくガラスに息が入りません。。

多分、単純に膨らませるだけなら今の私でも出来るんです。。

「膨らませるだけなら」ですが・・・

問題は「綺麗な形で膨らませる事」

①窯の中の液体状のガラスを棒で絡め取る。
~まずここが猛烈に熱い!!
 熱くて腰が引けるから適量のガラスが取れない。

②紙リンと言う新聞紙の濡れた物を手に持ち、棒の先の真っ赤な
 液体ガラスの形を整える。
~最初怖いです。。水に濡れているとはいえ、タダの新聞紙ですから。
 新聞紙当てたら、ぶわ~て新聞紙が焼け焦げ出すんです。。

③棒(中が空洞)に息を吹き込む。
 
ベテランの方はここで綺麗に息が入るのですが、
私はどれだけ気張っても息が入りません。

何故なら①~③の間に時間が掛かり過ぎて、すでにガラスが固まって
しまっているから。
(うまい方は①~③まで一瞬なのでガラスが柔らかいので息が入るのです。)

結果、ガラス玉ばかり。。。

1個、2個、3個・・・そろそろ神龍が出そうです。。



しかしこの季節、工房は暑いです。40何度です。
汗だくです。。

この30何度の真夏日でも、工房で作業して出てくると
「うわ~。涼し~~」って本気で思うのですから。。
本当ですよ。。               冨尾

2010/07/23

ダック・コール

“まれに見る美しさを持った小説”

と絶賛された第四回山本周五郎賞受賞作。。

と言うコピーに「つられて」ふと読んだ本。。



6話の短編から構成されますが、全編「鳥」が登場します。。

第一話「望郷」に~シベリヤ・オオハシギ~

第二話「パッセンジャー」に~リョウコバト~

第三話「密猟志願」に~鴨~

第四話「ホイッパーウィル」に~ホイッパーウィル~

第五話「波の枕」に~グンカンドリ~

第六話「デコイとブンタ」に~デコイ

当店のワインセラーにも鳥ラベルが色々あります。。

真ん中が「デコイ」です。。
「デコイ」とは木で鴨を似せて作られた「おとり」です。

「僕はここだ~。ここは安全だ~。ガ~ガ~!!」
と他の鴨を安心させる為の「おとり」です。。

ダックホーンはこのラベルに何のメッセージを込めたのか?



私は「鳥」に詳しい訳でも何でもないので。。だから。。
小説の中の「鳥」を頭で想像する。。

で、後でネットでその「鳥」を「確認」するのですが、
見事に頭で思い浮かべた「鳥」と全く違う。。

本当に貧相な私の空想・想像力。。

おすすめは「ホイッパーウィル」

人がフルートやバイオリンを奏でると、「ホイッパーウィル」は
それに共鳴しはじめ、やがて人と鳥との大合奏になると言う。。。

小説ではね。。

その時、ホイップ・プァー・ウィルと鳴くそうです。。

で、名前が「ホイッパーウィル」。。

本当に大合奏になるのか、真実は知りませんが、
もし、本当なら。。。素敵ですね。。      冨尾

2010/07/21

ツイッター

ツイッター。。始めました。。

と言いましても、桑原君が始めてくれたのですが。。

私は未だにツイッターの波に乗れないPC苦手人間なのです。。

桑原君がつぶやきますのでよろしく願いいたします。(*^_^*)

今日は暑かったですね。。。           冨尾

2010/07/14

アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール

今日はインポーターのコスモジュンさんと合同試飲会です。

朝起きるや「土砂降り」

昼、会場に着くや「土砂降り」

試飲会のスタート時間「土砂降り」

今日。。。お客様。。もしかして「0」?

気持ちが焦ります。。

なにせ、警報まで出てるくらいのこんな大雨ですから。。

でも。。。

でも。。。結果、皆さまご来場いただきました。。

遠くは奈良・垂水・地元和泉・・そして何と篠山のお客様まで。。

こんな大雨の中、ご来場いただきましたお客様、
本当にありがとうございました。

そして、まさしくびしょ濡れになりながらご協力いただきました
コスモジュンさん。本当にありがとうございました。



本日の目玉。。フランツ・ソーモン。

以前のインポーターさんの時から大好きな造り手で、
まずはネゴシアンものから入荷です。

ムニュピノにロモランタン。。そしてヴーヴレー。。
ヴーヴレーは今回たったの60本のみ日本入荷です!! 冨尾

2010/07/12

ふわふわあんぱん

ブログで何度かあんぱん好きですとアップしましたら。。

差し入れなんかいただいてしまいました。。

すいません。。あんな変なブログアップしまして。。
ありがとうございました。



このあんぱんはふわふわ。。

ぺっちゃんこにしなくてもOK!! 冨尾

2010/07/11

B・B・Q

万博へ!!


今日はBBQです!!



楠田さんよりいただいたKUSUDAオリーブ。
(KUSUDAワイナリーの庭のオリーブなんです)





二次会にて。。桑ちゃん撃沈。。
                    冨尾


2010/07/09

楠田浩之さんIN和泉

ニュージーランド・KUSUDAワイナリーより
楠田浩之さんが帰省いたしました。。

男前!!




サインもかっこいいですね~
そもそも、KUSUDAワインは本当にラベルデザインが良い。。

KUSUDAワインがリリースされた時点では、結構、「青」「藍」はラベルの
メインにはやや不向きとされていたのです。

しかし、楠田さんは「いや、誰になんと言われようと青(藍)で行く。」
と固い意志で決定されたそうなんです。。

これってまさしく「サムライ・ブルー」!!ではないですか!!



雨の中、和泉府中駅まで楠田さんをお迎えに。。
和泉市は楠田さんの子供時代の故郷なんです。。

楠田さんと地元和泉市・岸和田市のお客様巡り。。







子供のころ、ずっと遊んでいた土地に、今、自分のワインがこうしてある。。
不思議ですね。。。そして、嬉しいですね。。と楠田さんの言葉。。 冨尾

2010/07/06

吹きガラス

ある程度上達するまで誰にも言わないでおこう。。

そう思ってたのに。。何故か?!

「トミー、今修業中やって?」

何人かに言われました。。。何故?知ってるの。。
本当に誰にも言ってなかったのに。。

そうなんです。。只今、修業中!!

「吹きガラス・ワイングラス」作りに。。



苦労を重ねて、大自然との闘いの末造られたワイン達。。

蔵元をまわったり、来日された造り手さんのお話を聞いてますと、

お客様に「この人のワインを美味しく飲んでいただきたい!!」と思います。

それをするのが私の仕事でワインに携わる者の役目だと思います。

ワインを買いに来られるお客様の、どうすれば美味しくワインが飲めますか?
の質問に答えてきた言葉。。。それは。

「最適のグラスと最適の温度」です。

時間はかかりますが、いつかそんな最適なグラスが作れたらよいな・・
と修業中です。。

修業先のガラス工房「フレスコ」さん。。






不思議ですよ。。工房で真っ赤な水あめ状のガラスを見てますと、
今まで無機質で冷たいイメージだったガラスが、
あたたかい生命を持ってるかのように感じてくるのです。。



注)この写真の人物は私ではありません。。ガラス工房の職人さんです。
  皆から聞かれるので念のため・・
  職人さんは私よりもっと若くてイケメンですよ。。

炉の中は実に1200度!!
炉の前は本当に暑く、少し近づくともう「熱い」です。。
本気で「熱い」です!!



やり始めてわかりました。。
リーデルをはじめ、普段何気に使ってるワイングラスの完成度の高さに。

そして、莫大なランニングコストとグラス一個の作成時間。。
ソムリエシリーズの高額さの理由もわかりました。。

いよいよ夏本番。。脱水症状には気をつけねば。。  冨尾

2010/07/05

ダルチェオ2004

今宵は例のイタリアワイン会。。

どれも素晴らしいワインでしたが、中でも

ヴィーニャ・ダルチェオ2004は驚愕でした!!
物凄いカベルネですね~。。

1本目~NO SO2 エクストラ・ブリュット2008 ビゾル
    シードル?と思わせるグレア・プロセッコです。。



2本目~チェルヴァロ・デッラ・サラ2007カステッロ・デッラ・サラ アンティノリ



3本目~カルソ・シャルドネ2000 エディ・カンテ



4本目~ルイ2005アルベア



5本目~ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ
        ポッジョ・アル・ヴェント1998 コルドルチャ



6本目~ヴィーニャ・ダルチェオ2004 カステッロ・ディ・ランポッラ



7本目~サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 25アンニ 2001
                       アルナルド・カプライ



8本目~レディガッフィ1998 トゥア・リタ



9本目~メルロ2004 ロベルト・ヴォエルツィオ


                             冨尾

2010/07/02

あんぱんを美味しく食べる方法

私はあんぱんが好きです。。

あんぱんと言うよりあんこが好きです。。

ふと思いついた時に気軽に買えて手に入る「あんこ物」。。

それは、「タイ焼き」でも「回転焼き」でも「ぜんざい」でもない。。
(これらは、自転車で近所のサティまで行かないと手に入らない。。)

赤福餅。。でもない。。
(伊勢まで行かなくても天王寺で売ってますが、片道30分弱かかる。。)


そう、「あんぱん」です。



ただし、この「あんぱん」。
あんこは良いとして、時にパサパサのパンに当たり涙をのむ時があります。

パッケージには「あんこ増量」とか「ふっくら」とかは書かれていても、
「パンがパサパサ」とは書いてくれていないのです。。

そんな時、そんなあんぱんを美味しく食べる方法。

簡単です。。

「あんぱん」をぺっちゃんこにします。



すると、パサパサのパンがしっとりとして、
あんぱんと言うより和菓子の饅頭のようになるのです。。

本当ですよ。。
今度、パサパサあんぱんに当たったら試してみて下さいね。

ちなみに、この知識。。ソムリエ試験対策には何の役にも立ちません。
冨尾

2010/07/01

ムロン

マルク・ペノさん入荷です。。



右から。。

「キュベ・デ・ザミ」

「ラ・ボエーム」

「ムロン」

本当に久しぶり。。。

マルク・ペノさんのラベルは特徴的で良く意味を聞かれます。

意味はですね~

「キュベ・デ・ザミ」=「友達のワイン」の意。
「飲み心地良い、気軽で友達のようなワイン」をとの思いからのネーミング。
ラベルはペノさんの弟のデザインで、樽の上に座っている男の子が
着ているのはブルターニュの伝統的な衣装です。

「ラ・ボエーム」=「自由人」の意。
AOCの枠から出て、自由にワインを造る道を選んだペノさんの生き方を
象徴したラベルです。
デザインはベルギーの漫画「タンタンTINTIN」の作者によるものです。

「ムロン」
もちろん、品種「ムロン・ド・ブルゴーニュ」にかけてますが、
とあるパリのワインショップ・オーナーがこのワインを飲み
「シャポー(脱帽ものだ)」と表現した事がネーミングの由来です。

「自由人」=「ペノさん」??

「自由人」=「ペノさん」=「苦労人」ですね。。
                       冨尾