2010/07/06

吹きガラス

ある程度上達するまで誰にも言わないでおこう。。

そう思ってたのに。。何故か?!

「トミー、今修業中やって?」

何人かに言われました。。。何故?知ってるの。。
本当に誰にも言ってなかったのに。。

そうなんです。。只今、修業中!!

「吹きガラス・ワイングラス」作りに。。



苦労を重ねて、大自然との闘いの末造られたワイン達。。

蔵元をまわったり、来日された造り手さんのお話を聞いてますと、

お客様に「この人のワインを美味しく飲んでいただきたい!!」と思います。

それをするのが私の仕事でワインに携わる者の役目だと思います。

ワインを買いに来られるお客様の、どうすれば美味しくワインが飲めますか?
の質問に答えてきた言葉。。。それは。

「最適のグラスと最適の温度」です。

時間はかかりますが、いつかそんな最適なグラスが作れたらよいな・・
と修業中です。。

修業先のガラス工房「フレスコ」さん。。






不思議ですよ。。工房で真っ赤な水あめ状のガラスを見てますと、
今まで無機質で冷たいイメージだったガラスが、
あたたかい生命を持ってるかのように感じてくるのです。。



注)この写真の人物は私ではありません。。ガラス工房の職人さんです。
  皆から聞かれるので念のため・・
  職人さんは私よりもっと若くてイケメンですよ。。

炉の中は実に1200度!!
炉の前は本当に暑く、少し近づくともう「熱い」です。。
本気で「熱い」です!!



やり始めてわかりました。。
リーデルをはじめ、普段何気に使ってるワイングラスの完成度の高さに。

そして、莫大なランニングコストとグラス一個の作成時間。。
ソムリエシリーズの高額さの理由もわかりました。。

いよいよ夏本番。。脱水症状には気をつけねば。。  冨尾

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