2010/07/28

神龍

ワイングラスは程遠い・・・

まだ、こんなんです。。



吹きガラス。。
まだうまくガラスに息が入りません。。

多分、単純に膨らませるだけなら今の私でも出来るんです。。

「膨らませるだけなら」ですが・・・

問題は「綺麗な形で膨らませる事」

①窯の中の液体状のガラスを棒で絡め取る。
~まずここが猛烈に熱い!!
 熱くて腰が引けるから適量のガラスが取れない。

②紙リンと言う新聞紙の濡れた物を手に持ち、棒の先の真っ赤な
 液体ガラスの形を整える。
~最初怖いです。。水に濡れているとはいえ、タダの新聞紙ですから。
 新聞紙当てたら、ぶわ~て新聞紙が焼け焦げ出すんです。。

③棒(中が空洞)に息を吹き込む。
 
ベテランの方はここで綺麗に息が入るのですが、
私はどれだけ気張っても息が入りません。

何故なら①~③の間に時間が掛かり過ぎて、すでにガラスが固まって
しまっているから。
(うまい方は①~③まで一瞬なのでガラスが柔らかいので息が入るのです。)

結果、ガラス玉ばかり。。。

1個、2個、3個・・・そろそろ神龍が出そうです。。



しかしこの季節、工房は暑いです。40何度です。
汗だくです。。

この30何度の真夏日でも、工房で作業して出てくると
「うわ~。涼し~~」って本気で思うのですから。。
本当ですよ。。               冨尾

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