証拠（プルーフ）

ディック・フランシス・競馬シリーズの一作。。
競馬をした事が無いので、このシリーズを読む事は無かったのですが、
唯一この「証拠」のみ読みました。。
何故なら、この作品のみ「ワイン」がテーマなんです。。
ワインに興味を持ち始めた頃に読みました。

利き酒の能力と知識を買われ、偽ワイン流出を追う刑事からの依頼で、
主人公のワイン屋がテイスティングをするシーン。

「さっ、みんな問題ないのか？」
「どれも、口当たりがいいが、みんな同じワインだ」
「どういう意味だ？」
「つまり、このような綺麗なラベルは付いているが、瓶の中身は
どれもラベルとまったく違う、と言う事だ。」

そんなの判るんだ・・・と。当時の私は驚いたものです。。

ですが。。先日読み返してみますと。。

利き酒シーンで出てきたワインは以下６種で・・

・サンテミリオン
・サンテステフ
・マコン
・ヴァルポリチェラ
・ヴォルネイ
・ニュイ・サン・ジョルジュ

あれ・・？こんな・・だっけ？

６種全ての銘柄まで当てる自信はありませんが、
６種全てが同じワインと言う事は判るかも・・・です。