ついに2008年が入荷いたしました!!
しかし。。
輸入元さんから何とも辛い知らせがありました。。
以下、輸入元さんよりのご案内。。
『生産量僅か20%!涙涙の2008年マルクペノ!』
畑を差し押さえられていた期間があったため、剪定が十分にできず
収穫量が激減。さらにこの年は天候不良に見舞われたことも重なり
生産量は、例年の僅か20%ほど。
はっきり言ってイキナリの「経営危機」です。
自然の大きな力の前には人間はあまりに無力なのですが、とはいえ
人間にできることは真摯に畑仕事を続けることだけです。
マルク ペノ氏は、ただひたすら純朴に畑仕事を続け、翌年、翌々年
に通常の生産量に戻るよう、さらに品質に優れたワインをお届けで
きるよう日々努力しています。
私たちも2009年、
2008年を大切にご紹介したいと思います。
「日本人好みのスタイルとなった2008年」
生産量が雀の涙ほどの2008年ですが、
天候不良で例年よりも果実味が控えめで、酸の高いスタイルでは
ありますが、ワインの透明感やピュアさが従来のマルク ペノの
ワインから数段レベルアップしているのです。
というのも、ワイナリーを再開するにあたって老朽化していた設備
の一部を新しいものにしました。その結果、ワインの基本的な構造
や品質が非常に安定し、結果的にワインのクリアさにつながりまし
た。
2008年のしっかりと酸も日本人の味覚にはピッタリで、
冬の食材との相性も非常に期待できます。
例年の厚みのある果実味を持ったマルク ペノのワインとは異なりま
すが、きっとペノファンの皆様に満足していただけると思います。
○ VDT グロ プラン (2008)
グロ プランは元々コニャック用に使われていた品種で、別名
「フォルブランシュ = Folle blanche」。ロワールでこのブドウから
造られるワインは、
りですが、樹齢60年から80年の彼のワインは、
ながらも、濃密でまろやかな味わいに仕上がっています。
○ VDT ラ デジレ (2008)
従来は「AOCミュスカデ セーヴル エ メーヌ」でしたが、現在は
「名」より「実」を取る事となりました。非常に低い収量とニュイ
タージュという発酵初期の温度を低く抑える手法を採用することに
よって濃密な果実味とムロン ド ブルゴーニュ(ミュスカデ)の
清涼感を併せ持ったすばらしい味わいになっています。
この味わいが大量生産をする造り手のミュスカデと比べて「ミュス
カデらしくない」と言われAOCを取得できません。もっとも、「
しいワインに肩書きは関係ないよ」とマイペースなペノ氏は、
酸味と心地よいミネラルがあり、じわじわ口の中に広がる、熟した
果実の旨みの持ったムロン ド ブルゴーニュ(ミュスカデ)を造り
続けています。
私、冨尾も一度マルク・ペノさんの蔵に訪問させて
いただいております。。
それだけに愛着のあるワイナリーです。。
2008年を大切に販売させていただき、来る2009・2010を楽しみに
待ちたいと思います。。。
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