2016/08/25

初デートという名のワイン

いま浪速区近辺が変わってきています。
お洒落なカフェや、ヘアサロンが次々とできています。
トムギャルソンが浪速区に移転してきた頃と比べ、
浪速区市中の人通りも多くなってきている気がします。

そんな浪速区に最近できたお店のひとつに、
南海難波駅高架下にできたブルックリンロースティングカンパニーがあります。
広い店内には大きなローストマシンが鎮座し、かぐわしいコーヒーの香りが漂います。
先日の週末に立ち寄った時のこと、奥のソファー席で少し気ぜわしい様子で10代とおぼしき女の子が男性と話しています。
彼女は話の途中でもしきりに前髪を気にし、知らず知らずのうちに声も大きくなっていました。
あまりに初々しいその様子に始まったばかり、もしくはまだ始まってもいない二人だったのかもしれません。

自分が十代の頃はどこで何をしていたのだろうか、
ぼんやりとコーヒーをすすっていました。
時間が遡行することはないんですね。
夏の終わりに唇を噛み締めた桑原です。
ブルックリンロースティングカンパニーさんはコーヒーだけでなく、ワインのセレクトもアメリカ産を中心にしっかりとしたセレクトです(弊社は関係ありません...)、今度はワインも飲んでみようかと思います。
皆さんの初デートはどうだったんでしょうか?
そんな初デートという名前を冠したワイン。

ドメーヌ リズ・エ・ベルトラン・ジュセ プルミエ ランデ ヴー


東西に延びるワイン産地ロワールの中部位置するモンルイのシュナンブラン種で作られる白ワイン。
蜂蜜のような香味を漂わせつつも、そっっけないほどにドライでタイトな酸味が後味にフィニッシュを引き締めます
これを「初恋」と呼ぶかどうかについては、個人差があるとは思いますが、
夏の終わりにかつての夏の思い出を振り返る時にはうってつけかもしれません。

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