2015/12/06

キンメリッジアン

皆様こんばんは。
先週、ワイン産地地質セミナーで勉強させて頂きました冨尾です。
その勢いでヴィノテークのバックナンバー
「シャブリ丘陵のワインの地質学」
を購入してしまいました。
タイトルは
「キンメリッジアンの連なりを歩く」
キンメリッジアンとはその年代・地層を指す言葉です。
年代っていつなの??
「約1億5570万年前 - 約1億5080万年前」
です。う~ん。
なんだか、「甲子園球場100個分の広さ」
と言われてもピンと来ないように、どれくらい昔なのか良く解りません。
解りやすい時代で言いますと、キンメリッジアン期とはあの恐竜で有名なジュラ紀の中に含まれます。
ジュラ紀の中の後期にキンメリッジアン期があります。
この後は白亜紀に入ります。
白亜紀はどんな時代かと言いますと、
「のび太の恐竜」で、のび太くんが後先考えず、タイムフロシキで勝手に孵化させてさせてしまったフタバスズキリュウのピー助を、タイムマシーンで帰しに行った時代です。
ジャイアンが優しかった時代です。
ちなみにこの「のび太の恐竜」
「なお、生物学的には「恐竜」とは中生代に繁栄した大型爬虫類のうち陸生のもののみを指し、海竜・魚竜・翼竜はこれに含まれない。従ってフタバスズキリュウを指して「恐竜」と呼ぶ本作のタイトルは厳密には誤りである。」
との事。
今更タイトルを変えて
「のび太の首長竜」
になったら嫌ですね・・・
私の子供の頃の思い出を潰さないで頂きたい。恐竜で良いではないですか。
話がおもいっきりそれました・・・
そう、キンメリッジアンと言えばシャブリです。
シャブリには多くの素晴らしい造り手さんがいます。
ただ、シャブリから僅か西に10KMのワイン産地
「シトリー」はまだまだ世の知名度は低いです。
この地の地層もキンメリッジアンなんです。
「オリヴィエ・モラン・シトリー・オランプ」
葡萄品種はシャルドネですが、ほんのりグレープフルーツの香りが含まれます。
シャブリにもそれは感じたりもする時はありますが、このシトリーの方がそれを強く感じます。
確かに、この村より少し進むと「サンブリ」そこから更に進むともうロワール地方です。
シトリーはソーヴィニヨン・ブラン種にも適した産地なのかも知れません。
御値段も上代2.800-と、クオリティを考えるとかなりのお値打ち感。是非、お試し頂きたい1本です。


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