命の器

ワイナリー旅行に持って行った本。もう一冊。。

宮本　輝氏の「命の器」

何故？こんな本が本棚に・・・？

昔読んだ、同作者の「ドナウの旅人」の横に、ぺっちゃんこになって挟まって
ました。。。

ドナウの旅人は面白かったです。。
熟年の主婦が全てを捨てて、若い男とドナウ川を旅して・・
かなり昔に読みましたが結構記憶に残ってます。。

しかし・・命の器を開いて読んでみるものの・・全く一行も記憶に無い・・

多分この本は、高校の時に読書感想文で｛買わされた｝物だと思います。

ここまで記憶に残らず、それでも当時に感想文を提出してるのなら・・

方法は一つですね。。

正しい感想文の書き方の定番として有名な・・

「あとがき・まる写し」で・・当時提出したのだと思います。。

しかし、今回、読んでみると凄く面白い。。

エッセイ集ですが、中の一編
「かぐや姫の神田川」は良いですよ。

著者が貧困時代、なけなしのお金で本を買おうと出かけると、
神田川が流れていて・・
感銘してそのレコードを買ってしまうのです・・
でも・・

著者の家にはレコードプレーヤーが無くて、買うお金も無くて・・

振ってもたたいても音の出ないレコードを眺めていた・・と言う体験談・・

全く境遇は違いますが、私も近い思い出があるのです。

当時、映画館で観た「モンスターズ・インク」に大感動をして、
つい、初回限定版ＤＶＤ（ミニカー付き）を予約してしまいました。

でも・・

私の家にはＤＶＤプレーヤーが無くて、当時まだＤＶＤプレーヤーは
高くて・・・

振ってもたたいても・・・

？？？宮本輝氏のエピソードは感動するのに、自分のエピソードはあまり
　　　　感動しませんね・・似た思い出なのに・・・

観覧車

お腹いっぱいの後、帰宅前に面白い所に行こうと・・・

ひよこ署長の案内で・・・


小里川ダムに来ました。あっ、観覧車・・・？

実は水車でした。。。
直径24Ｍの日本一の巨大水車です。

ミシュラン本

と言いましても、巷で噂の赤い本ではありません・・・

今回のワイナリー旅行に持って行こうと準備していた
ミシュラン・マップです。（黄色い方）

程よい縮図なので、ブルゴーニュ村の全体位置を確認したり、
例えば、シャブリからシャンパーニュに行く場合の距離感などが
一目瞭然で、とっても便利な優れ物なんです。


そんな優れ物ですが、スーツケースの中には入っていませんでした。。

入れたのに・・・

あっ、でも出発前夜に開いて見てたから・・・もしかして・・・

数日後、帰宅の部屋に横たわる黄色い地図を目にしました。。

（青い方は代わりにと現地で買いました。）

値札が・・・１５３フラン？いくらですか？

うっすら９６の数字があります。

そうです。確かに私がフランスで買ったのは９６年です。

地図と言えば！

山本博さんのブルゴーニュワインが再販されました。
今回、一緒に旅行させていただきました山梨のワインショップの方が
持って来られてました。。。
少々高いですがおすすめ本ですよ。。

地図を忘れた私には、隣で開かれているこの本が非常に魅力的でした。

横から本をのぞきまくりましたけど・・・すいませんでした。
見せていただいて・・・ありがとうございました。

ビールで乾杯

旅の最終日。。

日本食料理のお店へサンプルワインを持ち込み、
最後までテイスティング・・・

後、ビールで乾杯です。

皆さま、お疲れ様でした。
そして、心よりありがとうございました。

シャンパーニュ号で空港へ。
また来たい。。空港はそんな気持ちを倍増させる空間ですね。。

またいつか。。

離陸後、日本まで１２時間爆睡でした。。。

飛行機に乗るまで・・

旅行終盤の朝日。。もうすぐ帰国か～

ハワイが大好きで、毎年行ってる友人がいます。

「毎年行って飽きないですか？」

「向こうで本でも読んでのんびりするのが良いのですよ～」

なるほど、それはそれで素敵な事と思います。

でも、今の私には無理です。（のんびりするのは大好きです）

「本なんて、日本でも飛行機でも読めるし！」と思ってしまいます。
貧乏性なんでしょうね・・

もう少しおじいちゃんになったらそういう旅もしようかと思います。

とにかく今は、飛行機に乗るまで、ぎりぎりまで蔵を見学です！！



ブージィ村はユーベル・ドーヴェルニュです。

おなじみのマーガレットラベル。。

ヴァンサン・ドーヴェルニュ氏です。



して、フランスのソムリエ達が「魔法の古酒」と呼ぶ。。

アンドレ＆ジャック・ボーフォールです。
クーラーボックスの中には開栓済みシャンパンがぎっしり・・・
これは一か月前に開けたポリジーの96で・・

こちらは二か月前のアンボネイの・・・

ええっ！！美味い！！ほんとに美味い！！

脱帽です。。シャンパン古酒の概念が根本から変えられました。。。


アンボネイ村は、ポール・デテュンヌへ。

醸造所はソーラーシステムです。




ヴェルズネイ村はミッシェル・ピトワへ・・・


ピノノワール100％のブラン・ド・ノワール。こちらも美味。。です。

ランスの大聖堂

トライアスロンレースのようなワイナリーツアーも終盤。

ランスのホテルに到着後、皆さんは睡眠へ・・・
私もめちゃくちゃ眠いです・・

でも・・・でもですよ。ここはランスの町ですよ。

ノートルダム大聖堂を観ずには帰れんですよ！！

夜な夜な一人で大聖堂を観に出発！！

町は静かですね・・・

今の一人で歩いてる私って、犯罪者御一行様のまさしく「カモネギ」。。
怖くないふりをしてひたすら歩いて・・・歩いて・・・走って！

あの角を曲がればあるはず！！

あった！！

あった～！！

ノートルダム大聖堂。。。




本当に綺麗でした。。感動です。。頑張って観に来て良かった～

ひなげしの花

丘の上～ひ～なげし～の上で～♪

ひなげしの花と言えば、アグネス・チャン！！
（私のもう少し上の世代では・・）

ひなげしの花・・・って・・・・どんな花・・？


そうです。アイ村のシャンパン「ドビ」のラベルがまさしく
「ひなげしの花」なのです。

ミレジム2002ノン・ドゼ・グラン・クリュは、今年飲んだシャンパンの中で、
最も記憶に残る素晴らしいシャンパンでした。

ドビから徒歩１分。。。で

アンドレ・ロジェです。

結婚博物館

オジェのアンリ・ド・ヴォージャンシーに到着です。
ここが噂の！あの！

結婚博物館です！

醸造所に併設されてます。
噂の真相に突撃です！！




噂は真実でした！
パスカル・アンリ氏にシャンパンではなく結婚を熱く語っていただきました！


かなり楽しい博物館でした。
しかし、この蔵への訪問目的はあくまでもシャンパンです。
ここからは真剣です。
暗く湿ったカーヴへ案内していただきます。
あれ？


あれれ？





あれれれ・・・？
カーヴのエントランスまでウエディング！！
やりすぎです！！
でもこういうの好きです。
しっかりとカーヴはございます。
シャンパンになる前の原酒ワインを飲ませていただきました。