
J・J・プリュム
私がこの仕事をするきっかけとなったワインです。
最近は少ないようですが、私の世代はドイツワインの
甘美さに魅了されてワインが好きになった方が多かった
気がします。
まだ若かりし20代前半。
あるイベントでマラソン大会に出る事になりました。
琵琶湖沿いにフルマラソンです。
参加者は50名くらいですが、当時の私でも最年長で、
皆10代が参加者でした。
20代そこそこで皆からおっさん扱いで、
ある一人が「おっさんには負けへんよ~」発言。
少し腹が立ちまして・・
マラソン大会まで、毎晩夜5キロ~10キロ走りこみました。
友人の家まで5キロで往復で10キロ。
練習初日、5キロ地点の友人の家前で走りこみました・・
けっこうキツイ!!ので・・
疲れた~と友人の家のベルを鳴らしました。
「少し休ませてよ~」
しかし、この時点ですでに私は後5キロ走って戻るのは無理!
と判断し、ずっと友人の部屋でゴロゴロしてました。
「車で送ったるわ・・・」
友人は親切です。親友です。
次の日も、その次の日も送ってくれました。
優しい奴です!
{4日目、友人は明らかに居留守をしてました。}
鬼です!!
おかげで10キロ走れるようになり・・・
何と、マラソン大会に優勝したのです!!
そして、その優勝のお祝いにいただいたのがこのワイン。
J・J・プリュム・ヴェーレナー・ゾンネンウーアー・
アウスレーゼ・1983・ゴールドキャップ
宝物の一つです。
0 件のコメント:
コメントを投稿