2009/09/17

シノンとブルグイユ

★ブルグイユのヤニック・アミロ氏の見事なカベルネ・フランです。

桑原君が旅立ってまだ三日目・・・
すでに私の業務は飽和状態・・
早朝から深夜までの仕事と、後は寝て、
息抜きはこのブログ更新のみ・・

桑原君・・すぐに帰ってきて下さい。

うそです。フランスでこのブログを見てもゆっくり
楽しんで来て下さい。

さて、彼は17日(木)はミュスカデからシノンに移動し、
この時間にはブルグイユにいるはずです。

シノンとブルグイユ・・・ワインショップ泣かせなこの地区。
何故なら:::

非常に売りづらいのです。

カベルネフラン種は青臭いという色眼鏡評価の為なのか・・

当店へのお客様からのリクエストで

シャルドネの樽熟感のないタイプ・・・
シラーで濃い系・・・

などなど、色々ございますが、

カベルネフランでおすすめを・・・

なんてリクエストは一年に1~2回あるかないか。
それこそ、ソムリエ試験前に勉強用でリクエストが
あるくらいです。

おそらく、レストランで「シノン」や「ブルグイユ」を指定で
頼まれた経験のある方は少ないのでは・・

でも、両地区には、こんなに素晴らしい造り手がいるのです。
今日、彼が訪れているのはそんなワイナリー・・・

シノン地区~フィリップ・アリエ氏

シノンの最高の造り手です。
今年、一月に日本でお会いさせていただき、
自分のシノンへの認知不足・色眼鏡を叩き落として
くれました。
分厚いヴィニュロンの手で・・・


遅霜の時、畑で火を焚いて芽が凍るのを防いでいます。

1996年に新たに開墾された「コトー・ド・ノワレ」の畑です。
最大傾斜なんと40度!!
あまりに急すぎて、誰も今まで手をつけなかったそうです。

そして、「ブルグイユ」のヤニック・アミロ氏

私がこの蔵を訪れたのは遥か昔ですが、
この写真は昨年のヴァンダンジュの物をいただきました。
本当に美味しいブルグイユです。
*上記写真は全て、2007・2008年の写真です。(インポーター資料より)
 2009年写真は、まだ桑原君のデジカメの中です・・

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