世界最高峰ワイン「DRC」
その経営者のひとりが自ら営むドメーヌ、A.&P.ド・ヴィレーヌ。。
現在、ブーズロンの地において、アリゴテの生産者として、最高の評価を受け続けています。
そのアリゴテを造る男「ピエール・ド・ブノワ」氏です。。
今日はランチを同席させていただきました!!
そして!!アリゴテの垂直試飲!!
2008・2009そしてまだ日本未入荷の2010
ブーズロンのアリゴテは、「アリゴテ・ド・レ(黄金のアリゴテ)」
ブルゴーニュの他のアリゴテは、「アリゴテ・ベール(グリーンのアリゴテ)」
その名の通り、ブーズロンのアリゴテの果実は緑ではなく、
見事に黄金が色付いています。。
しかし。。。
アリゴテ種とは何なんだろう。。。
私がワインを勉強し始めた頃。。。
アリゴテ種とは。。。
カクテルの「キール」のベースに使うと最適!!
な説明があらゆる文献で見かけた気がします。。
なんだかな~。な、扱いだったような。。。
「あ~今日の気分はアリゴテかな~」と言う人もあまり聞かないし。。。
私は「ピエール・ド・ブノワ」氏に質問をしました。。
「何故、ブルゴーニュでは圧倒的にシャルドネ種の方が多いのですか?
何故、そんな中で、ブノワ氏は白の中ではアリゴテをメインとするのですか?」
氏は答えました。。
「アリゴテ種は、シャルドネ種より晩熟で、栽培が物凄く大変なんだよ。
かつてはアリゴテ種も、シャルドネ種と同じ位置づけだった。
でも、労力が大変と言う理由で次々とシャルドネ種に替って行った。。」
「私は今でもアリゴテ種の素晴らしさを信じています。アリゴテ種はシャルドネ種よりも、
若くしてテロワールの特徴を最大限に表現します。それは決してシャルドネ種が劣ると言う
意味ではありません。アリゴテ種にしか表現が出来ないテロワールがあると言う事です。
更に、我が畑のアリゴテ種は年々素晴らしくなっている。昨年より今年。今年より来年。
A.&P.ド・ヴィレーヌのアリゴテ種の未来を楽しみにしていて下さい!」
氏のフランス語を通訳さんが訳し、それを自分なりに訳したので、私の感じたイメージの
文章になりましたが、氏は私にそう言いました。(そう感じました)
事実、このブズロンの2010はかなり美味しいですよ!!
2008年も美味しかったのですが。。。
私は断然2010です!!
2010は「リースリング」?と感じました。。
それも氏に伝えますと、確かにアリゴテ種にはリースリング種と
共通するエッセンスをふんだんに含んでいるそうです。。
アリゴテ新時代が来るか???
2010年の入荷が楽しみです!!tomio
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